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【アウトリーチプログラム】目黒区立月光原小学校

2018.09.22

目黒区立月光原小学校 4年生+6年生 70名
日時:2018年9月21日(金)13:45~14:45
出演:ヴァイオリン 南紫音 / ピアノ マシュー・ロー

【プログラム】
ポルディーニ作曲/クライスラー編曲:踊る人形
クライスラー:
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
前奏曲とアレグロ

♪ピアノ・ソロ
ドビュッシー:月の光/アラベスク第1番
カプースチン:8つの演奏会用練習曲より/第3番「トッカティーナ」

サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン

主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
共催:NPO法人 子どもに音楽を

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★学生インターン 山根さんの写真とレポートです。

目黒区立月光原小学校でアウトリーチプログラムを実施しました。
今回はヴァイオリンの南紫音さんとピアノのマシュー・ローさんのデュオです。
一曲目はポルディーニ作曲でクライスラーが編曲した「踊る人形」。
ヴァイオリンは楽器がコンパクトで小さいので、ピアノの音より小さいかと思っていたら大間違いでした。
ピアノを飲み込むほどの大きな音がヴァイオリンから鳴っていて、とても驚きました。
驚いたのは私だけではなかったようです。
南さんの演奏するヴァイオリンの音色に圧倒され、思わず静かになる子どもたち。
ここで一度、楽器の説明とともにお話をしてくださる南さんとローさん。

南さんがヴァイオリンの弦や弓の話をしてくれました。
ヴァイオリンの弦は四本のみで、押さえる箇所によって音の高さを変えます。
馬の尻尾の毛で作られてる弓は、何本も何本も束ねられているので、数本ぐらいなら切れてしまっても演奏続行可能だそうです。
ちなみに南さんは、弓の毛はほとんど切れないそうです。

ローさんはピアノの特徴を教えてくれました。
ピアノには88鍵の鍵盤があり、鍵盤を押すと連動した内部のハンマーが上の弦を打つようにできているそうです。


次はクライスラーの「ベートーヴェンの主題によるロンディーノ」と「前奏曲とアレグロ」の二曲続けての演奏でした。
「ベートーヴェンの主題によるロンディーノ」は途中から険しくなっていく曲で、「前奏曲とアレグロ」は激しいのにどこか切ない印象を受ける曲でした。

そして今度は、ローさんのピアノ独奏です。
曲目はドビュッシーの「月の光」「アラベスク第1番」とカプースチンの「8つの演奏会用練習曲より 第3番「トッカティーナ」です。

カプースチンの作品は初めて聴く子どもが多いだろうということで、ローさんが事前に曲の説明をしてくださいました。
この曲はカプースチンがジャズとクラシックを混ぜてできた曲だそうです。

ドビュッシーのニ曲をとても情感たっぷりに演奏し、カプースチンは指が絡まるのではないかと思うほど細かく、そしてクールに弾き切っていました。


再び南さんに入ってもらい、サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」の演奏のあと、子どもたちからの質問コーナーに入りました。


次々と質問が出る中、興味深い質問がありました。
「ピアノとヴァイオリンはどうやって呼吸を合わせているんですか、きっかけを決めているんですか?」
という質問にお二人は
『決める時もあるけれど感覚で合わせる時もある』
『あとは、行くぞってアイコンタクトを送ったり、仕草で合わせたりしているよ』
と答えていました。

このお話を聞いた後に最後の曲、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」でした。
子どもたちはお二人の呼吸を感じながら、最後まで楽しそうに聴いていました。

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