柿の木日記

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未来の音シリーズvol.14 横坂源さんの濃いプログラム!

2011.09.17

「未来の音シリーズ」の第14回目はチェロの横坂源さんの登場です。

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2011年9月17日(土)15:00
めぐろパーシモンホール小ホール

《Program》

ショパン : 序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3
ペンデレツキ : ジークフリート・パルムのためのカプリッチョ
J.S.バッハ : ソナタ 第3番 ト短調 BWV1029
フォーレ : チェロ・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.109
ベートーヴェン : チェロ・ソナタ 第5番 ニ長調 Op.102-2

《アンコール》
ショパン : チェロ・ソナタより第3楽章

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ピアノに伊藤恵さんという豪華なデュオでの演奏会は、

ショパンの「序奏と華麗なポロネーズ」で始まりました。ショパンときくと即ピアノにイメージが直結するかもしれませんが、ショパンは数は少ないながらも室内楽曲を書いていて、そのほとんどにチェロが含まれているのです。
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ペンデレツキの独奏チェロ曲「ジークフリート・パルムのためのカプリッチョ」。

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現代音楽の巨匠・ペンデレツキが、ドイツ出身のチェロ奏者で、特に現代音楽の分野で活躍したジークフリート・パルムに贈った曲です。この曲では、チェロから、それはいろいろな音が発せられます。
・・・

たとえばこの部分を弓で擦る、というのはどのように書かれているのか???
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とても興味深かったのですが、楽譜を見せていただくのをうっかり忘れてしまいました・・・!
お客様のアンケートには「ペンデレツキがとても楽しかったです」「おもしろい曲」との声がありました。

現代曲の次にはバッハ「ソナタ第3番 BWV1029」。本来ヴィオラ・ダ・ガンバというチェロに形の似た弦楽器とチェンバロのための作品ですが、チェロならではの力強い音と豊かな響きのピアノとの対話が心地よい演奏でした。

後半は、フォーレのチェロ・ソナタ第1番と、がらりと印象を変えて、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ第5番。この二つを続けて演奏するには、集中力を持続する精神力と体力が必要だったはずです。
お客様からも大きな拍手がおくられていました。

0917_yokosaka_4.jpg

アンコールはショパンのチェロ・ソナタから第三楽章をしっとりと。

(横坂さんは以前、目黒区内の小学校でのアウトリーチ・コンサートで、ショパンの全楽章を演奏されています。 その時の様子→ http://www.persimmon.or.jp/information/activity/1526.php )

時代はバッハから現代まで、内容的にも重量感のあるプログラムで、
様々なチェロの表現をじっくり、たっぷりと聴かせていただきました。

 

担当:小比類巻

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