柿の木日記

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音楽と美術のワークショップ「メシアンと色彩」-1日目

2012.11.13

めぐろアートウィークのイベントのひとつとして、当財団が運営するめぐろパーシモンホールと目黒区美術館の共同企画ワークショップ「音楽と美術のワークショップ 『20世紀の音楽と遊ぶ “メシアンと色彩”』」を開催しました。

【概要】
日時: 2012年11月10日(土)、11日(日) 11:00~16:00
対象: 中学生以上
会場: 目黒区美術館ワークショップ室
講師: 榎本寿紀(美術家)
           秋岡陽(音楽史/フェリス女学院大学 学長)
主催: 目黒区、(公財)目黒区芸術文化振興財団
 

ホールと美術館ががっちりタッグを組んで行う初のワークショップ。

いわゆる「現代音楽」と呼ばれる、20世紀以降様々な表現が試みられてきたジャンルの音楽をとりあげて、美術の表現とからめていくシリーズです。

「現代音楽」は、「美しい」とか「楽しい」とか、あるいは「悲しい」「寂しい」、そういった印象をすんなりと抱くことのできる作品ばかりとは限りません。
コンサートなどで聴く機会もあまりないし、なんだか難しそうだし、近寄りがたい・・・。そんなイメージがあるかもしれません。

だからこそ、ただ椅子に座ってかしこまって聴くだけではなく、ちょっと変わったアプローチの仕方で作品に近づいてみるっていいんじゃないか。

そんなところからこの企画がスタートしました。

今回取り上げるのは、20世紀の重要な作曲家のひとりであるオリヴィエ・メシアンのピアノ曲「鳥のカタログ」です。メシアンは色々な場所に赴いて鳥の鳴き声を採譜し、数々の作品に鳥の声を登場させています。この「鳥のカタログ」はその名のとおり、各地で採取した鳥の声や生息地の様子をピアノで表現した作品集です。

11:00 まずは1曲、聴いてみます。どのように聴こえるでしょうか・・・。

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描く練習 その1 「墨で音を描いてみる」

メシアンを知っている人もいれば全く知らない人もいる、様々な年代の人たちが集まった今回のワークショップ。
全体の進行は、目黒区美術館の数々のユニークなワークショップの企画・実施に関わってきた
美術家の榎本寿紀さんです。
1曲、まずは聴いてみましたが、すぐに印象・感想を言語化するのは難しいかも。というわけで「描く」トレーニングからはじめます。

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打楽器をたたいて音を出して、墨汁と筆を使ってイメージを
描いています。

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1-5.jpgのサムネール画像

昼食をはさんで午後。
描いたものを周りの壁に貼っていきます。

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レイアウトなども考えながら。

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自分についてと、描いたものについて紹介します。

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 描く練習 その2 「水彩で音を描いてみる」

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1-11.jpgのサムネール画像

水彩のトレーニングのあとは、秋岡陽さん(音楽史・フェリス女学院大学学長)から、西洋の音楽がどのような歴史をたどってきたのか、お話を聞きました。

(前年度、目黒区美術館では、童画家、工業デザイナー、木工家、プロデューサー、道具の収集家など多彩な顔を持っていた秋岡芳夫氏(1920-1997)の展覧会を開催しました。

秋岡陽さんは芳夫氏のご長男にあたります。)

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西洋音楽がどのように変遷してきたのか、とてもわかりやすく教えていただきました。

ここで1日目終了です。

 

                                            担当: 小比類巻

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