柿の木日記

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目黒区美術館シャガール展のコンサート

2014.06.08

2014年5月31日(土)1回目14:00/2回目16:00
目黒区美術館ワークショップ室
出演: 大口俊輔(アコーディオン、ピアノ)、江藤直子(ピアノ)、村田正樹(タップ)

■1st Stage
ミヨー “Saudades do Brazil”
I.? Sorocoba
II.? Botafog
III. Leme
ジャンゴ・ラインハルト Douce Ambiance
プーランク 愛の小径
大口俊輔? Caprice
江藤直子 フィレータースの果樹園(新曲)
大口俊輔? 牧場の春(新曲)
サティ??Je te voux
サティ “乾からびた胎児” より 「ナマコの胎児」
プーランク ワルツ
イベール “Histoires”
II. Le petit ane blanc

■2nd Stage
ミヨー “Saudades do Brazil”?III. Leme
ジャンゴ・ラインハルト Douce Ambiance
プーランク 愛の小径
大口俊輔??Caprice
大口俊輔??牧場の春(新曲)
江藤直子??小鳥狩り(新曲)
江藤直子??フィレータースの果樹園(新曲)
サティ Je te voux
サティ “乾からびた胎児” より 「ナマコの胎児」
イベール “Histoires”
IV. a giddy girl
I. La meneuse de tortues d’or
II. Le petit ane blanc
プーランク ワルツ

******************:

めぐろパーシモンホールと目黒区美術館の共同企画として、「マルク・シャガール 版画の奇跡・無限大の色彩」展のミュージアムコンサートを開催しました。

出演は、作曲家でアコーディオン、ピアノ奏者の大口俊輔さんと、同じく作曲家でピアニストの江藤直子さん。お二人に実際に展示を見ていただき、作曲と選曲をお願いしました。

会場となった目黒区美術館のワークショップ室に入ると、アップライトピアノと2台のトイピアノが目に入ります。これだけでも楽しい眺め。

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1887年にロシアで生まれたシャガールが活躍したパリでは、音楽や絵画、ファッション、舞台芸術などの名だたるアーティストたちがジャンルの枠を越えて交流したり、時には共に作品に携わったりしていました。
音楽だけをみても、いわゆる「クラシック」の枠を越えた表現が次々と生まれてきた時代です。

そういった時代へのオマージュとシャガールの作品の印象から二人の音楽家が作り上げたすこし不思議なプログラムは、美しいメロディや多様なリズム、かわいらしい音色、たまに聴こえる不協和音、シュールな言葉などで構成され、さまざまな色合いをみせていました。

今回、お二人には

印象に残った作品をテーマに作曲していただきました。
偶然にも二人とも「ダフニスとクロエ」の作品からのチョイスで、大口俊輔さんは「牧場の春」、江藤さんは「フィレータースの果樹園」と「小鳥狩り」という作品の印象を音楽で表現します。

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ゲストも登場、タップダンサーの村田正樹さん。
中目黒にあるスタジオを拠点に活動されている村田さんには、このコンサートのイメージにぴったり、という大口さんの推薦で出ていただきました。
まずはジャンゴ・ラインハルトの曲で小気味よいリズムを刻む「これぞタップ」を披露。

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さらに・・・、ゴーゴリの小説「死せる魂」の挿画集の中でシャガールによって誇張たっぷりに描かれている人物を演じたり、サティの「ナマコの胎児」という曲についているシュールな詩も朗読するなど、その表現はタップにとどまりません。(某O氏のムチャ振りに近いお願いを可能にした村田さんの表現の幅の広さと度量の大きさに感じ入りました)

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シャガールの色彩豊かな作品群と、モノクロームで表された物語の世界を観ることのできた今回の展覧会と共に、現代のアーティストたちが創り出した

さまざまな音のイメージを受け取っていただけたのではないでしょうか。

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担当: 小比類巻

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