柿の木日記・
アウトリーチプログラム

職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2016年10月14日(金)

【アウトリーチプログラム】東京医療センター

東京医療センター 1階エントランスホール
日時:  2016年10月5日(水) 15:00~16:00
出演:
クラリネット 須永 真純
フルート 荒井 純一郎
サックス   奈良 美里
ピアノ 浅野 和子
【プログラム】
≪アンサンブル≫
大島ミチル作曲:風笛
≪フルートソロ≫
ドビュッシー作曲:夢
日本の歌メドレー:早春賦~朧月夜~夕焼け小焼け
見岳章作曲:川の流れのように
≪クラリネットソロ≫
モーツァルト作曲:クラリネット五重奏曲より 2楽章ラルゲット
ブラームス作曲:ワルツOp.39-15
山田耕筰作曲:この道、赤とんぼ
≪サックスソロ≫
チャップリン作曲:スマイル
フォーレ作曲:シチリアーノ
BEGIN作曲:涙そうそう
≪アンサンブル≫
日本の四季メドレー:春の小川~茶摘~われは海の子~小さい秋みつけた~紅葉~スキー
《アンコール》
岡野貞一作曲:故郷
主催:公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団
助成:平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
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目黒区東が丘にある東京医療センターでアウトリーチプログラムを実施しました。
東京医療センターでのアウトリーチプログラムは、今回で4回目を迎えます。
出演は、東邦音楽大学ウインドオーケストラ・スペシャルユニットのメンバーです。
管楽器の優しい伸びやかな音色が、1階エントランスホールに響きました。
1曲目は、NHK朝の連続テレビ小説『あすか』のテーマ曲であった風笛です。まずはアンサンブルで。
アンサンブル1
続いては、フルートソロを3曲演奏していただきました。
ドビュッシー作曲の夢は、夢幻的な雰囲気でフルートの音色と調和しています。また、日本の歌メドレーや川の流れのようには聴き馴染みがあり、荒井さんが演奏を始めると多くの方が足を止めて聴いてくださっていました。
フルートソロ
フルートソロに続いてはクラリネットソロです。
クラリネットの素朴で独特な音色は、オーケストラでは花形楽器のような派手さはありませんが、印象的なフレーズを担当することが多く、吹奏楽では主役といった場面も多い楽器です。また、ジャズにおいてクラリネットは歴史的に非常に重要な意味を持ち、デキシーランドジャズや初期のスウィングジャズでは欠かせない存在でした。そんな魅力あるクラリネットでまずはクラシック2曲を、続いて童謡2曲を須永さんが演奏してくださいました。
クラリネットソロ
3つ目の楽器はサックスです。ベルギーのアドルフ・サックスによって1840年代に発明された、比較的新しい楽器です。木管楽器の仲間で、音の跳躍、発音がしやすく、大きな音量を活用し、ジャズやロックなど幅広いジャンルで演奏されています。
時に情感たっぷりに、時に軽やかに奈良さんがサックスを吹きます。
サックスソロ
プログラムの途中、ピアノの浅野さんの掛け声のもと、10月9日(日)に開催された「東邦音楽大学ウインドオーケストラ・スペシャルユニット オータムコンサート on ウインドオーケストラ」の招待状を掛けて、じゃんけん大会が始まりました。荒井さんに勝った方数名に招待状が渡されました。
招待状配布
最後は日本の四季メドレーを再びアンサンブルでお届けしました。
東京医療センターエントランスホールにいらっしゃた皆さま、美しい音色に聴き入っていらっしゃいました。また、アンコールの故郷では歌詞カードが配布され、演奏に合わせ口ずさむお客様もいらっしゃいました。
アンサンブル2
事業課 濱