柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2016年11月24日(木)

【アウトリーチプログラム】目黒区立緑ヶ丘小学校

目黒区立緑ヶ丘小学校
日時: 2016年11月22日(火) 11:00~12:00
出演: 荒牧小百合(ソプラノ)、原田勇雅(バリトン)、矢野里奈(ピアノ)
【プログラム】
オペラ『魔笛』より パパパの二重唱 <モーツァルト 作曲>
待ちぼうけ <山田耕筰 作曲>
赤とんぼ <山田耕筰 作曲>
野ばら <シューベルト 作曲>
ミュージカル『サウンドオブミュージック』より エーデルワイス <ロジャース&ハマースタイン 作曲>
子犬のワルツ <ショパン 作曲>(ピアノソロ)
オーソレミオ <ディ・カプア 作曲>
オペラ『ジャンニ・スキッキ』より 私のお父さん <プッチーニ 作曲>
オペラ『カルメン』より 闘牛士の歌 <ビゼー 作曲>
オペレッタ『メリーウィドウ』より ワルツの二重唱 <レハール 作曲>
~質問コーナー~
全員合唱「かならず かならず」
主催:公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団
助成:平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
協力:NPO法人 日本声楽家協会
後援:目黒区教育委員会
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今回アウトリーチプログラムを実施した緑ヶ丘小学校の音楽室は、天井が非常に高い円形の音楽室です。
これから「サロンコンサート」が始まるかのような雰囲気でした。
先生からの出演者紹介の後、伴奏が流れ荒牧さんと原田さんが歌いながら登場します。1曲目はモーツァルト作曲オペラ「魔笛」よりパパパの二重唱です。
パパパ
続いては「待ちぼうけ」。今回は荒牧さんのご友人の作曲家がアレンジした特別バージョンで歌ってくださいました。
荒牧ソロ
原田さんの「赤とんぼ」では、しっとりと日本語を美しさを伝えるように歌ってくださいました。
原田ソロ
ピアノソロはショパン作曲の誰もが耳にしたことがある「子犬のワルツ」です。弾く前に矢野さんから「子犬がコロコロ転がるような姿が想像できると思います」とお話がありました。
矢野ソロ
オペレッタ『メリーウィドウ』よりワルツの二重唱では、しっとりと愛の歌を歌ってくださいました。
愛の歌
質問コーナーでは、「どんな風に歌うと上手に歌えますか」という質問があり、荒牧さんが「演奏者がしっかりと演奏することも大事ですが、聴いてくださるお客様がリズムに乗ってくれたり楽しそうにしてくれていると、演奏者は力をもらってもっと上手に演奏することが出来ます。音楽は客席も一緒に作り上げていくものだと思います。」と答えてくださいました。
最後は全員合唱「かならず かならず」です。最初に生徒の皆さんだけで歌っていただき、アドバイスをもらい、最後は全員で合唱です。
アドバイスでは「目で歌う。」「あとおの母音をしっかり意識して歌い、うれしい気持ちで歌うことが大切です。」と教えていただきました。
全員合唱アドバイスをいただいた後の全員合唱は、とてもよく声が出ていて、これまでで一番上手に歌えたそうです。
今回のアウトリーチプログラムもたくさんの刺激を生徒の皆さんにお届けすることができ、大いに盛り上がりました。
事業課 濱