柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2024年12月20日(金)

「アウトリーチプログラム」目黒区立みどりがおかこども園

日時:2024年12月20日(金)
対象:3歳から5歳児 74人
出演者: 原田照久(トランペット) 東野匡訓(トランペット) 豊田実加(ホルン) 廣田純一(トロンボーン) 山﨑勇太(チューバ)

プログラム
山﨑勇太:クリスマスファンファーレ
小林亜星:あわてんぼうのサンタクロース
久石譲 :さんぽ
ジョニー・マークス:赤鼻のトナカイ
ルロイ・アンダーソン:そりすべり
ドイツ民謡:もみの木
アンコール:We wish you a merry Christmas
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主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
後援:目黒区教育委員会
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今回はみどりがおかこども園で、お楽しみ会の一つとしてアウトリーチプログラムを実施しました。
クリスマス使用に可愛く飾りつけされた遊戯室に、園長先生の「金管五重奏の皆さんです!」の声でサンタクロースの帽子をかぶった出演者の皆様が入場です。
子ども達からも、「サンタさん!」「ラッパだー」など元気な声が聞こえてきます。

一曲目は《クリスマスファンファーレ》です。
それぞれの楽器の特性が良く分かるアレンジで、子どもたちも興味津々の様子です。
「あわてんぼうのサンタクロース、みんなしってるかな?」司会の山﨑さんの呼びかけに、
「知ってるー!」元気のいい返事が返ってきます。
「みんな知っていたら歌ってもいいし、手を叩いてもいいから、一緒に楽しみましょう!」と山﨑さん。
演奏が始まると、手拍子で参加し、口ずさんでいる子もチラホラ!ノリノリで聞いてくれました!
3曲目の《さんぽ》でも、聞き馴染みのある曲に元気な声で一緒に歌いながら、演奏を聴いてくれました。

それぞれの楽器の特性についても、説明していただきました。
「朝顔のような形の部分はどこを向いているかな?」と山﨑さん。
「前! 上!」色々な意見が飛び交います。
実際にベルがどこを向いているか、どのくらいの大きさなのかを近くで見せてくださいました。
あまり見ることのない部分に、少し怖そうな表情を見せる子も。興味深々の様子です。
トロンボーンの廣田さんがどのように音を変えているのか、実演をしてくれました。
スライドにより伸び縮みする様子に、子どもたちも釘付けでした。

続いて《そりすべり》です。
金管楽器以外の楽器が登場しました。
そりを走らせるために、馬に鞭を打つ様子を「ウィップ」と呼ばれる楽器で再現してくださいました。子どもたちも、初めて見る楽器に「どうやって音が出ているのか」「叩いているの?」様々な表情がみられました。

楽しいお楽しみ会もあっという間に最後の曲です。
最後は、フリューゲルホルンの登場です。
トランペットとの楽器の大きさの違いと、音色の違いを東野さんが説明してくださいました。

《もみの木》の演奏が終わると、「アンコール!」の声が!
子どもたちの要望に《We wish you a merry christmas》を演奏してくださいました。
大きな拍手につつまれ、楽しかった音楽会も終了です。

子どもたちからは「楽しかった!」「また聞きたい!」など嬉しい声が聞こえてきました。
今回のアウトリーチプログラムを通じて、音楽の楽しさ、楽器の面白さを少しでも知ってもらい、興味を持っていただけたら嬉しく思います。

事業課 香村

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