柿の木日記・
アウトリーチプログラム

職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2016年11月9日(水)

「第5回めぐろパーシモンホール避難訓練コンサート」開催しました。

第5回めぐろパーシモンホール避難訓練コンサート
2016年10月8日(土)13:00開場 13:30開演
大ホール
【出演】
警視庁音楽隊
警視庁音楽隊カラーガード(MEC)

【主催】公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団
【後援】目黒区
【協賛】サクマ製菓株式会社
【協力】碑文谷警察署、東京急行電鉄株式会社

《プログラム》
第1部
行進曲「ジャスト・ライダー」(MEC)
ありがとう
365日の紙飛行機

-避難訓練-
碑文谷警察署講評

第2部
塔の上のラプンツェル・メドレー(MEC)
勇気100%
太陽にほえろ!メインテーマ’86
コパカバーナ
サンバ・デ・ジャネイロ
ムーンライト セレナーデ
イン・ザ・ムード

《アンコール》
行進曲「国民の象徴」(MEC)

****************

今回の避難訓練コンサートには、警視庁音楽隊の皆さんと、華やかな演技で演奏を盛り上げてくださる警視庁音楽隊カラーガード(MEC)の皆さんが出演してくださいました。早速1曲目の行進曲「ジャスト・ライダー」の息が合った演技と演奏に引き込まれます。
p01
3曲目の「365日の紙飛行機」の演奏中、ホールスタッフが舞台に出てきて演奏が中断されました。
ホールに爆破予告があり、お客様の安全を確保するため、安全な場所に避難していただくことが伝えられます。
演奏中断

「避難を開始してください」との合図で避難が始まりました。警視庁音楽隊のメンバーも避難誘導に当たります。
避難開始
避難を開始した直後、舞台袖から「パン、パン!」という爆発音があり、煙が流れてきました。
舞台袖で爆破煙充満
ホール職員が避難誘導に当たります。お客様も冷静に避難場所に向かって避難をしています。
避難誘導1避難誘導2避難中
無事に避難場所に避難が完了しました。避難開始から避難完了まで要した時間は、およそ5分です。
避難場所にて
避難完了後、一旦ホール内にお戻りいただき、碑文谷警察署警備課長の湯田警部から講評をしていただきました。
避難時に声を出すことなく冷静に避難出来たことをお褒めいただき、不審物を見かけた時は「近寄らない、触らない、嗅がない」等の注意事項も教えていただきました。
碑文谷警察署講評
講評後は10分間の休憩を挟み、音楽隊とMECの皆さんの演奏と演技を存分に楽しんでいただきました。
ラプンツェルラプンツェル2クラリネットソロ大歓声
公演終了後は、目黒区防災課と目黒区内に本社を構えるサクマ製菓(株)様からご協賛いただいた非常食と飴を配布いたしました。
協賛品配布
めぐろパーシモンホールでは、東日本大震災が起きた翌年の2012年から毎年「避難訓練コンサート」を実施しています。
ある年は大地震が起きたと想定して、またある年は火災が発生したと想定して・・・さまざまな災害等を想定して実施しています。
今後も公共ホールの使命として、災害や非常事態が起きた時、お客様を迅速且つ安全に避難していただけるよう、また、安心してご来館していただけるよう努めてまいります。

事業課 濱