柿の木日記・
アウトリーチプログラム

職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2023年2月9日(木)

めぐろパーシモンホール開館20周年記念 加藤訓子プロデュース スティーヴ・ライヒ プロジェクト DAY1

広報ボランティアレポート
めぐろパーシモンホールでは、ホールの活動をより多くの方々に知ってもらうための広報にご協力いただく「広報ボランティア」制度を導入しています。
このたび2日間にわたって開催した「めぐろパーシモンホール開館20周年記念 加藤訓子プロデュース スティーヴ・ライヒ プロジェクト」のDAY1の様子を、広報ボランティアの方にレポートしていただきました!

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日付:2022年12月10日(土)
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
出演:加藤訓子(パーカッション)、inc.percussionists 2022(パーカッション・アンサンブル) ほか
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
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ミニマル・ミュージックの巨匠スティーヴ・ライヒの音に触れるのは、今回が初めて。大ホールに足を踏み入れると、客席は老若男女で満席。
思いがけず男性のオーディエンスが多く、着席後、九州から来たという方や、加藤訓子さんの大ファンの方のお話をお聞きし、期待度Maxの中、開演。

「マレット楽器、声とオルガンのための音楽」
舞台上の「八雲シャンデリア」が美しく煌めく中、ミニマル・ミュージックの不思議な空気感、世界観に引き込まれるオープニング曲。
女性3名のボイスとマリンバ、グロッケン、キーボードの音色が、美しいハーモニーを奏でる。草原の上を滑空するイメージが広がる曲。

マレット楽器、声とオルガンのための音楽マレット楽器、声とオルガンのための音楽 ©A.Yamaguchi

ナゴヤ・マリンバナゴヤ・マリンバ ©A.Yamaguchi

「ナゴヤ・マリンバ」
女性2名が、マリンバで、それぞれのリズムを刻むのに、息ぴったり。
混ざり合う音が、妖艶に艶っぽい。

「マレット・カルテット」
マリンバとヴィブラフォンのカルテット。それぞれが4本のマレット(枹)を巧みに扱い、迫力の技で厚みのある絡み合うリズムとメロディーを生み出す。
盛大な拍手にてカーテンコール!

マレット・カルテットマレット・カルテット ©A.Yamaguchi

©A.Yamaguchi

「シックス・マリンバ・カウンターポイント」
休憩後は、加藤訓子さんのパワー全開の圧巻のパフォーマンス。
打ちながら舞い、舞いながら打つ、その姿に引き込まれていく。
6台のマリンバの、それぞれ4本のマレットで打ちだすリズムが、深く混ざり合う。

拍手鳴りやまず、カーテンコール。素晴らしかった。

「ヴァーモント・カウンターポイント」
加藤訓子さんと10名によるヴィブラフォンとグロッケンのきらびやかな金属音の演奏。オルゴールを思わせるリズム、変調が楽しくて、万華鏡を覗いている時のワクワクする感じを思う。曲終わりがピタッと決まる。かっこ良すぎる!
「おぉ!」と声が上がり、盛大な拍手でカーテンコール。

シックス・マリンバ・カウンターポイントシックス・マリンバ・カウンターポイント ©A.Yamaguchi

ヴァーモント・カウンターポイントヴァーモント・カウンターポイント ©A.Yamaguchi

「ニューヨーク・カウンターポイント」
加藤訓子さんと10名のマリンバ演奏。波が打ち寄せる様や渦をイメージする強弱あるリズムから、ガラリとリズミカルに変化していく音に身体が動く。
演奏者の動きを含めて完成される音のステージに魅せられる。素晴らしかった。
万雷の拍手が鳴りやまず、数回のカーテンコール。

アンコールは、先駆けて開催されたワークショップの参加者と一緒に、スティーヴ・ライヒの手拍子(クラッピング)の作品「クラッピング・ミュージック」を奏でた。交錯していく手拍子が最後の一拍子でピタッと決まった後、歓声が上がり、惜しみない拍手が止まらなかった。

ニューヨーク・カウンターポイントニューヨーク・カウンターポイント ©A.Yamaguchi

©A.Yamaguchi

初めて、スティーヴ・ライヒのミニマル・ミュージックの世界に触れました。
リピートされるリズムが変化していき、またリターンして、調和のとれたリズムになっていく。音には人を突き動かすパワーが溢れていると改めて感じることが出来ました。マレット楽器のみの演奏は興味深く、音の粒が感じられる演奏でした。
パワー漲る加藤訓子さんのパフォーマンスに心打たれ、心躍りました。

休憩・終演後のホワイエで「素晴らしかった」「魅せられた」「最高に楽しい」との声を耳にして、本当にその通り!とコッソリと頷いていました。
演奏を聴いていたというより、フェスティバルに参加していた、祭事に参列していた、そんな感じがする公演でした。楽しかったです!

広報ボランティア 澤村由紀

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