柿の木日記・
アウトリーチプログラム

職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2014年1月24日(金)

【アウトリーチプログラム】目黒区立第十中学校

目黒区立 第十中学校 2年生110人
日時:2014年1月22日(水) (1)10:50~11:40/(2)11:50~12:40/(3)13:40~14:30
出演:白石光隆(ピアノ)

【プログラム】

バッハ: アリオーソ
モーツァルト: ピアノソナタ第8番イ短調 K.310 第1楽章
ラフマニノフ: 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2
シューマン、リスト: 献呈
ガーシュイン: 劇場街のざわめき

*****

昨年度に引き続き、白石さんの母校である目黒区立第十中学校でアウトリーチプログラムを実施しました。ようこそ先輩!

演奏だけでなく曲の間では、ピアノの歴史や楽典、作曲家の当時の暮らしぶりやエピソードなど、白石さんから楽しいお話を聞かせていただきました。

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今日は特別にピアノがどうやって音が出るのかを、ピアノを解体して説明しましょう!
白石さんがピアノを一瞬にして解体!音の出る仕組みを間近で教えていただきました。
すごーい!と歓声が上がります。
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「献呈」では、シューマンと恋人クララの"恋バナ"を白石さんがお話しした後、
生徒代表が曲の歌詞を朗読してくれました。曲の内容を理解して演奏を聴きます。
演奏後には、シューマンが1音1音に込めた秘密を、白石さんから教えていただきました。
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「劇場街のざわめき」では、みんなで足踏みしてリズムをとります。教室がブロードウェイの劇場街に変わります。タンタンタン♪
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音楽の授業のような勉強になる内容から楽しいお話まで、いろいろな角度から音楽の魅力をギュッとあつめたプログラムは、アッという間に時間がすぎてしまいました。
生徒みんながこれまで以上に、音楽をより身近で、楽しいものとして感じてくれればと思います。

白石さん自身、母校でのアウトリーチプログラムは、やはり思い入れがあるとのことでした。
その思いは、プログラム終了後の一人一人の笑顔から十分伝わったと感じることができました。

担当・丸