柿の木日記・
アウトリーチプログラム

職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2015年9月2日(水)

【アウトリーチプログラム】目黒区立烏森小学校

目黒区立烏森小学校 5年生 45人
日時:2015年8月27日(木)9:20~10:40
講師:小林武文、相川瞳、上原なな江(パーカッション)
まずは2曲続けてパーカッション楽器のみによる演奏を聴きます。
・チャンチキトルネエド「飛行場を越えて」
・あまちゃんのオープニングテーマ
飛行場を越えて
小林さんがパーカッションについての説明をしてくれます。
「パーカッションという言葉は英語です。日本語では「打楽器」と言いますが、「打」つものだけでなく、こするものや振るものなど色々あります。それらすべてをパーカッションと言います」
音楽室にあるさまざまな楽器を紹介しながら、楽器の由来や、世界中にどう広がっていったか、などについても教えてくれました。
子どもたち、小林さんの話に興味津々です。
世界地図を使ってビブラスラップ上の写真で小林さんが持っている楽器はいったい何でしょう?そもそも楽器なのでしょうか?
答え:キハーダと呼ばれるロバのあごを使って作られた楽器だそうです。「ロバのアゴ~!」と子どもたちから驚きの声が上がっていました。
3人のアーティストの手にかかれば、音楽室にある楽器でサンバやキューバ音楽のリズムがあっという間に教室中に響き渡ります。
楽しいリズムに子どもたちの体も自然に動き出し、音楽を体全体で受け止めます。
サンバのリズム小林さんから「人は会話の手段として音楽を使うことがある」と言って相川さんや上原さんと実践してくださいました。
昔アフリカなどではトーキングドラムと呼ばれる太鼓を用いて、遠くにいる人同士やりとりしていたそうです。
そんなトーキングドラムに子でもたちも挑戦しました。音だけではなく、目と目を見合わせたり、相手のリズムのまねをしたりと工夫を凝らします。
子どもたちも挑戦最後は、それぞれが楽器を手にアーティスト3人とセッションをしました。
コンガとボンゴの高低音、ドラムのリズム、マリンバのメロディー、それに合わせて音を奏でる子どもたちの楽器の音。
素晴らしい合奏となりました。
セッション事業課 濵