柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2023年2月15日(水)

【アウトリーチプログラム】目黒区立第十中学校

目黒区立 第十中学校 2年生 4クラス131名
日時:2023年2月15日(水) ①9:50~10:40 ②10:50~11:40
出演:白石光隆(ピアノ)、浜まゆみ(マリンバ)

【プログラム】
1G.ロッシーニ:ウィリアムテル序曲
2リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
3W.ロッゲンカンプ:アフリカン ブルース
4A.メンケン/森下唯 編曲:美女と野獣(ピアノソロ)
5A.ピアソラ/TEJO 編曲:リベルタンゴ
6N.ロサウロ:マリンバ協奏曲より第1楽章
アンコール ハチャトリアン:剣の舞
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主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会

今回のアウトリーチ事業は、目黒区立第十中学校です。
演奏者の白石光隆さん(ピアノ)は第十中学校の卒業生でもあります。今日はどんなパフォーマンスが見られるのか楽しみです。

先生から演奏者お2人の紹介があり、拍手で迎えられる中、1曲目のG.ロッシーニ:「ウィリアムテル序曲」が軽快に演奏されました。続いて2曲目はリムスキー=コルサコフ:「熊蜂の飛行」です。この曲では浜まゆみさん(マリンバ)が蜂の様子を表現するため、マリンバを一周しながら演奏する場面があり、生徒・先生を含め体育館にいる全員が驚いていました。

W.ロッゲンカンプ:「アフリカン ブルース」では、マリンバの元足に鈴をつけて、アフリカンなリズムに合わせて足踏みし、上半身はマリンバを奏でて演奏されました。

次の演奏に入る前にピアノの構造を知るべく、白石さんがピアノの解体ショーを披露してくださいました。

目の前でどんどん解体されていくピアノと、より詳細に映し出されたスクリーンの映像も併せて、生徒たちから驚きの声が上ります。また、解体された鍵盤を間近で見ることも出来、ピアノ線を叩く白いフェルトの部分や、叩くと動く木の部分など、普段見ることができないパーツに生徒たちは興味津々です。

解体ショーの後は、白石さんによるピアノ独奏です。曲目はA.メンケン/森下唯 編曲:美女と野獣(ピアノソロ)。主人公とヒロインがワルツを踊るシーンで流れるロマンティックな曲です。

5曲目はA.ピアソラ/TEJO 編曲:「リベルタンゴ」。先ほどのワルツとはガラッと雰囲気が変わり、ラテンのダンス特有のリズムが体育館を包みます。最後の曲はN.ロサウロ:「マリンバ協奏曲より第1楽章」途中で中国風なメロディが演奏されました。

 

演奏終了後、生徒たちの拍手に答えていただき、アンコール曲としてハチャトリアン:「剣の舞」を演奏していただきました。演奏・楽器解説・解体ショーとかなり盛りだくさんの内容で、とても充実したアウトリーチ事業になりました。演奏していただきありがとうございました。

事業課 土屋

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