柿の木日記・
アウトリーチプログラム
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2025年7月13日(日)
第23回「パーシモンほたる祭り」レポート3~屋外イベント、ほたる観賞
3回にわたってお届けしてきた、広報ボランティアのみなさんによる、第23回「パーシモンほたる祭り」のレポート。
最終回は、区民キャンパス広場での屋外イベントと、小ホールで行ったほたる観賞の様子をお届けします。
(※ほたる観賞は暗闇の中で行われたため、画像はありません。)
第23回パーシモンほたる祭では、夏空の下、多彩なイベントが開催されました。
会場には多くの親子連れが訪れ、明るく温かな雰囲気の中、非常に充実した一日となりました。
小ホールでは、幻想的なほたるの鑑賞会が行われました。ホールへ向かうロビーでは、ほたるに関するクイズが出題されており、楽しみながら学べる工夫がされていました。クイズを通して、ほたるがわずかな光にも敏感に反応することを学びました。
また、鑑賞時には携帯電話の光が漏れないよう、注意を払いました。小ホールの本会場内では照明が落とされ、真っ暗な空間の中でほたるの光を楽しみました。その優しく幻想的な輝きは、日常生活ではなかなか出会うことのないものであり、心に残る体験となりました。
ほたるは、きれいな水辺に生息する生き物です。自然環境が今後も守られていくことの大切さを改めて実感しました。
屋外では、模擬店やさまざまな催しが開催され、活気に満ちていました。模擬店では、地方の名産品 や野菜なども販売され大盛況でした。暑い日だったこともあり、かき氷や冷たい飲み物が多くの来場者に喜ばれていました。また歩道にはミストも設置され、来場者に、涼しさを届けていました。
ステージイベントでは、フラダンス、お囃子演奏・獅子舞、太極拳、バトンクラブによる演目が行われていました。出演者の活き活きと発表する姿がとても印象的でした。猛暑の中でも、ステージ全体からあふれる明るく楽しい雰囲気が、会場全体に広がっていました。
また、地域に根ざした目黒区の団体によるワークショップも実施され、参加者はさまざまな体験を楽しんでいました。さらに、目黒消防署による防火訓練やAED講習も行われ、防災意識を高める貴重な機会となりました。
今回のパーシモンほたる祭を通して、自然の美しさや地域の魅力を改めて感じることができました。世代を問わず多くの方が楽しめるこのイベントは、地域の大切な夏の風物詩であると感じます。来年も、さらに多くの方々に親しまれ、より一層充実したイベントとなることを心から願っています。
(広報ボランティア レポート:K.N、撮影:ゆっこ、keiko)