柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2025年2月18日(火)

【アウトリーチプログラム】目黒区立碑小学校

目黒区立碑小学校 6年生 100名
日時:2025年2月18日(火)13:25~14:25
出演:小山豊(津軽三味線小山流三代目)、小湊昭尚(尺八)、大多和正樹(和太鼓)

【プログラム】
Karma
三味線独奏
尺八独奏
和太鼓独奏
民謡メドレー
Mrs. GREEN APPLE:青と夏
目黒区立碑小学校校歌
こきりこ節
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主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
後援:目黒区教育委員会
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2024年度の邦楽アウトリーチ、最後に訪れた学校は碑小学校でした。
体育館に響き渡った尺八、津軽三味線、和太鼓の演奏の様子をお伝えします。

碑小学校6年生のみなさんの大きな拍手とともに、津軽三味線奏者の小山豊さん、尺八奏者の小湊昭尚さん、和太鼓奏者の大多和正樹さんが体育館に入場します。
生徒のみなさんたちが和装のお三方をとても興味深そうに見ています。
1曲目は小山さんのオリジナル曲を三人で演奏です。
グルーブ感のある音色にグッと生徒のみなさんが惹きこまれていました。

一曲目の後は、楽器の紹介とソロ演奏です。
小山さんは《津軽じょんがら》、小湊さんが《鹿の遠音》、大多和さんは雪の降り始めから吹雪いていく景色をイメージした即興演奏を披露してくれました。
それぞれ違った響きの世界を生徒のみなさんも真剣な表情で聞き入っている様子でした。

続いて演奏された民謡メドレーでは、生徒のみなさんも手拍子で参加です。
小山さんのお話では、日本にはかつて2万曲もの民謡があって、生活の一部だったそうです。
どこかで聞いたことがある民謡のメロディに自然と身体を動かしながら、みんなで手拍子をして盛り上がりました。

邦楽器の伴奏に合わせ、碑小学校校歌をみんなで堂々と歌ったあとは、《こきりこ節》を演奏してアウトリーチが終了しました。
小山さん達の音楽を全身で楽しむような様子に、聴いている側も一緒に楽しくなるような演奏でした。

生徒のみなさんにとっても、今回のアウトリーチの体験が少しでも邦楽器や民謡を身近に感じるきっかけになると嬉しいです。
小山さん、小湊さん、大多和さん、2024年度もアウトリーチプログラムにご出演いただきありがとうございました!

事業課 梅田

子どもたちの感想

● 三つの楽器が重なって面白く興味深い曲をつくられていてより音楽に関心をもとうと思った。
● オリジナル曲 Karma では、きれいな音色と、激しい感じが出ていて、すごくいい曲でした。
● ビデオなどでしか見たことなかったけど 実際に近くで聞いてみてビデオなどで聞いている音源よりも、もっとせんさいで音のひびき方が違ったのでとてもいい経験になったと私は思います。
● それぞれの楽器が何でつくられているのかや、どうやってつくっているのかなど自分は興味があったけど 知らなかったことを今回実際にプロの方たちから聞くことができて、うれしかったし、とてもおもしろかったです。

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