柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2022年8月25日(木)

子どものためのワークショップ2022 ダンスワークショップ発表会「夏の大そうじ2022」

めぐろパーシモンホール広報ボランティアの鶴巻です。この度は「子どものためのワークショップ2022 ダンスワークショップ発表会」を鑑賞して、感想を書かせていただきます。
上演作品は「夏の大そうじ2022」です。

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日付:2022年7月28日(木)
会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
演出・振付:近藤良平、ジントク(コンドルズ)
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
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ワークショップの内容は、公募で小学4年生から中学3年生までの参加者を募り、集まった子どもたちが講師の指導の下で4日間、ホールでダンスの練習を行い、発表会に臨むというものです。面白そうなワークショップですね。新しい友だちができたり、表現力を磨いたり、家族で思い出を作ったりと、色々な可能性を感じました。
会場は小ホールで、子連れのご夫婦や出演者のご両親が多い印象でした。客席は半分ほど埋まり、静かで明るい雰囲気がとても居心地良かったです。拍手やアンコールもありました。

まずは計16人の子どもたちが、番号を言いながらオリジナルのポーズをとった後、「はじまりのダンス」を踊ります。
続いてホールの大そうじ。様々な方法で雑巾がけを行います。両足で雑巾を踏んでスケートをするように動き回ったり、雑巾をお尻の下敷きにして器用に進んでいったり、二人組で組体操のような形を作って雑巾がけをしたりと、あまりにダイナミックなため会場から笑いが起きました。真似すると先生に怒られるかもしれません。

続いて「あなたと2人で」。協力して、からだを使った表現を行います。この組体操はなかなかレベルが高く、会場から拍手が起きていました。
次の「得意技2022」では、子どもたちが一人一つ、一発芸を披露していきます。小ネタや凄いダンス、スリル満点の動き、美しい歌声などなど、ワクワクと驚きの連続です。
人前で発表するのはとても勇気がいりますが、発表することで、良くなっていくそうです。自分も見習いたいと思いました。
「おばけダンス」では、エキゾチックな音楽に合わせて子どもたちが踊ります。怪しくてかわいらしい動きと異国風の音楽がマッチしています。

「からだで表現」。子どもたちが4人以上の急造チームをつくり、自由な組体操を行います。講師が客席に見えないようにお題を出し、それをチームが身体で表し、「お題が何であるか」を客席が言い当てるという内容です。判断力や協調性が試されます。子どもたちが見事に演じ、会場を正解に導きました。
ちなみに発表会でのお題は「スイカ割り」「蚊取り線香」「遊園地」でした。
大人の皆さんは、数分でチームを作って「蚊取り線香」を身体だけで表現できる自信はありますか?「夢がかなう なわとび やったー!!」。講師が長縄を回し、子どもたちが一人ずつ飛び、将来の夢などを叫びます。これは気持ちよさそうですね。夢は持ち続けていれば、必ずかないます。
「ガリガリ君ダンス2022」。おなじみの埼玉県発症のアイスの曲に合わせて、子どもたちが踊ります。ガリガリ君ダンスは講師である近藤良平氏が公式の振付を手掛けたそうです。

 

子どもたちからは「新しい友だちができて良かった」という感想が聞かれました。見ず知らずの人たちと出会い、協力して何かに取り組むという経験は、素晴らしいことだと思います。感性が豊かになるような楽しいワークショップでした。
このような貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

めぐろパーシモンホール広報ボランティア 鶴巻

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