柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2014年7月11日(金)

【アウトリーチプログラム】目黒区立向原小学校

目黒区立向原小学校 3,4年生 78人
日時:  2014年7月10日(木) 14:00~15:00
出演: 向山佳絵子(チェロ)、佐久間由美子(フルート)

主催:(公財)目黒区芸術文化振興財団
共催:NPO法人 子どもに音楽を

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【プログラム】

J.S.バッハ: インヴェンション より 第1番、第4番、第8番

C.P.E.バッハ: ソナタ ト長調より プレスト

 《 楽器のお話 》

ハイドン: ヴァイオリンとチェロのためのデュオ より 第1楽章

ベートーヴェン: ヴァイオリンとチェロのためのデュオ第2番 より 第3楽章 

オネゲル: 雌山羊の踊り

カサド: 無伴奏チェロ組曲より 第1番から第3番

 《 質問コーナー 》

ヴィラ・ロボス: ジェットホイッスル より 第1楽章、第3楽章

サン=サーンス: 白鳥

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チェロの向山佳絵子さんとフルートの佐久間由美子さんによる、めずらしい組み合わせのプログラムです。

3,4年生が聴くことになっているのですが、2年生が「セロ弾きのゴーシュ」を読んだばかりで、ぜひ本物のチェロの音を聴いてほしい!ということで、お二人にお願いしてリハーサルを少し聴いてもらうことになりました。

2年生の子どもたち、そろそろと静かにはいってきてものすごく真剣に聴いていました。

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そして本番は3,4年生。

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最初の演奏曲はJ.S.バッハのインベンション。ピアノを弾く人なら必ず練習したことがある曲です。聴きなれた曲もチェロとフルートで聴くと新鮮。

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フルートの仕組み。フルートは3つに分かれていて、吹き口のあるこの部分だけでも音の高低が出せるのです。

お二人は以前からのお知り合いとのことですが、二人だけで演奏するのは今回がはじめてだそうです。フルートのブレス(息継ぎ)のタイミングと合わせるのがなかなか難しかったそうです。

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バロックからフランス、スペインの近代の作曲家の作品まで、いろいろなタイプの作品を聴くことができました。

たくさんの拍手をもらったので、アンコールでサン=サーンスの「白鳥」を演奏してくださいました。なんとピアノは佐久間さん!

子どもたちは音楽の授業ではまだ聴いたことがなかったそうですが、
演奏が始まると「聴いたことがある!」とささやくこえがあちこちから聞こえてきました。

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最後に子どもたちの歌とピアノ、チェロで校歌を演奏してこの演奏会は終了しました。

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事業課: 小比類巻