柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2021年2月9日(火)

【アウトリーチプログラム】目黒区立向原小学校

目黒区立 向原小学校 5年生43人
日時:2021年2月8日(月) 13:55~14:55
出演:藤井冴(ソプラノ)、小林大祐(バリトン)、大野真由子(ピアノ)

【プログラム】
武島羽衣/瀧廉太郎:花
北原白秋/山田耕筰:この道
文部省唱歌:冬景色~雪
林望/伊藤康英:あんこまぱん
カプスーチン:《8つの演奏会用練習曲》より プレリュード
オッフェンバック:喜歌劇《天国と地獄》より ハエの二重唱
プッチーニ:オペラ《ジャンニ・スキッキ》より 私のお父様
ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
W.A.モーツァルト:オペラ《魔笛》より パパパの二重唱
【一問一答コーナー】

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主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
後援:目黒区教育委員会
企画・協力:NPO法人日本声楽家協会
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向原小学校に声楽のアウトリーチに出かけてきました。今回も暖房の効いた体育館で、ディスタンスをとった上での開催です。

まずは日本の歌からスタートです。瀧廉太郎の《花》は、藤井さんと小林さんの美しい二重唱が春の訪れを想像させてくれました。続いて藤井さんの独唱で山田耕筰の《この道》。聴いてくれた5年生の教科書に載っているそうです。《冬景色》と《雪》は文部省唱歌として親しまれていますが、聴きなれたメロディーとは少し違ったアレンジがされているバージョンでの演奏でした。

日本の歌の最後は小林さんによる《あんこまぱん》。歌われるたびにファンを増やしていく曲です。林望さんの詩(もともとはエッセイ)がとにかくユニーク。その詩に載せた音楽が、これまた絶妙。作曲の伊藤康英さんが林さんに直々にお願いして曲をつけた、という伊藤さんの思い入れの強い作品です。写真の様子は歌詞に出てくる「サンドウィッチ用のパンに薄くバターを塗って」いるところでしょうか? 子どもたちがとても静かに聴いていたので反応が読めなかったのですが、後日寄せてくれた感想文には《あんこまぱん》について書いてくれた子がたくさん! これでまたファンが増えたかな?

大野さんのピアノソロは、昨年亡くなったばかりのカプスーチンの作品。ジャズのような要素もあるかっこいい曲でした。

小林さんが変装して登場した曲はオッフェンバックの《天国と地獄》の中から〈ハエの二重唱〉。《天国と地獄》と言えば運動会でおなじみですが、〈ハエの二重唱〉もなかなかのもの。ハエの小林さんを捕まえようとする藤井さんがとてもかわいらしい。

藤井さんと小林さんのソロに続いて、4年生の鑑賞教材で子どもたちにもおなじみの〈パパパの二重唱〉。優しい雰囲気に包まれて全ての曲が終了しました。
最後は「Q&Aコーナー」。次々と子どもたちの手が上がります。出演者のみなさまはとても丁寧に子どもたちの質問に答えてくれました。

緊急事態宣言中の声楽のアウトリーチということで、より慎重に臨みました。子どもたちがとても静かに集中して聴いてくれたので安心した半面、一緒に口ずさめる日が一日も早く来ることを心から願った1時間でした。

事業課 比留間

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