目黒区立 鷹番小学校　6年生　74名
日時：2021年2月8日（月）13:15～14:15
出演：白井圭(ヴァイオリン)、伊藤恵(ピアノ)

【プログラム】
シューベルト：　ソナチネ第1番　第1楽章／第2楽章／第3楽章
シューマン：　トロイメライ（ピアノ独奏）
シューマン：　ヴァイオリン・ソナタ第1番　第1楽章／第2楽章／第3楽章
シューベルト：　幻想曲より「私のあいさつを」による変奏曲とコーダ

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主催：公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
共催：ＮＰＯ法人子どもに音楽を
助成：文化庁文化芸術振興費補助金（劇場・音楽堂等機能強化推進事業）
独立行政法人日本芸術文化振興会
後援：目黒区教育委員会

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毎年6年生を対象に音楽室で実施している鷹番小学校でのプログラムは、今年は体育館が会場です。

出演の白井圭さんと伊藤恵さんは、お二人で演奏会をされたりCDを出したりしていることもあり、演奏はもちろん会話の息もぴったりです。

演奏前にどんな作曲家が作ったどういう作品なのか、わかりやすいお話で聞く手がかりをもらって、ソナタなどを全楽章聞くのはおそらくはじめてであろう子どもたちも、すんなりと作品を受け入れていたようです。

ヴァイオリンを近くで見るのは初めてという子も多かったので、弓に張ってあるのが馬のしっぽの毛だと教えてもらって弓の毛をゆるめてもらうと、「本当に毛だ！」と盛り上がりを見せていました。

伊藤恵さんのピアノ独奏による「トロイメライ」。
体育館のピアノから生み出される美しい音色に、驚きを感じた人も多かったのではないでしょうか。

シューマンのソナタも集中して聞き、最後のシューベルトの幻想曲では様々な奏法が印象に残った様子。
子どもたちの感想をご紹介します。

・バイオリンについてあまり触れたことがなかったので、たくさん質問できてよかったです。バイオリンに弓をあてて、かすかに上げ下げするだけで音が変わるのがすごいと思います。

・バイオリンの演奏をはじめて聞き、とても新鮮でした。質問に色々と答えてもらったので、新しく知識になったことを家族などに伝えようと思います。

・バイオリンの少し高めな音で、ピアノが作った音楽の物語の中で登場人物を動かしているような感じがしました。バイオリンで登場人物の気持ちが表現されている感じがして、その人の気持ちが次にどうなるのかと考えるとわくわくしてきてとても楽しく曲を聞けました。

・私が特に印象に残ったのはシューマンのヴァイオリン・ソナタ第1番です。第2楽章ではゆったりとした感じで心がとても落ち着きました。

・私はあまり音楽が好きではない方でしたが、白井さんのヴァイオリンを聞いて好きになりました。きかいがあったらまた聞きたいです。

・白井さんがヴァイオリンを弾き始めると何かスイッチが入ったような感じがしてかっこよかったです。

・と中で弓だけでなく指ではじいていたので、弾き方もいろいろあるのだということを知りました。

・圭さんのヴァイオリンの音色はすごくきれいで、私も圭さんのように弾けたらいいなと思い少しずつ家で練習しています。

・白井さんの演奏が伊藤さんの演奏とぴったり合っていてとてもすごかったです。白井さんがヴァイオリンをひいている姿がかっこよかったです。また聞きたいいなと思いました。

・始まる前はあまり興味がなくただ難しそうだなーとしか思っていなかったけど、演奏を聞いて興味がわいてきて最終的には聞き入ってしまいました。

・私は最初、ヴァイオリンの音はキーキーしたものだと思っていましたが、白井さんのヴァイオリンの音色はとても聞き心地がよかったです。特にシューベルトのソナチネ第1番の第3楽章での、細かく高い小さな音がステキでした。

・しっかりしたピアノの音が心に残っています。トロイメライは暗い感じなのにどこかはかなくて美しかったです。ピアノとヴァイオリンが合わさった時も、それぞれの個性が出ていてとてもきれいでした。

・ぼくは、ピアノの演奏などを生で見るのは初めてでわからないところが多かったですが、見ていて思ったことですが、伊藤さんは演奏する曲によって感情などを変えていっているような気がしました。それがあるおかげで見ていてあきませんでした。

・ピアノは身近な楽器だと思っていましたが、ヴァイオリンと合わさると、いつもと違う音に聞こえました。

・自分も5年間ピアノを弾いていました。でも何年努力すれば伊藤さんのように気持ちよく弾くことができるのでしょうか？

・ピアノの演奏は生で何度か聞いたことがあるのですが、こんなに美しい演奏は聞いたことがありませんでした。とても感動しました！一つ一つの音やしぐさがとてもきれいで見ていて圧とうされました！

 

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